おはようございます。シーゲルです。
今週の米国株は大幅に下落して終わりましたね。
今週の米国株価
NYダウ 34,584(前日比 −166)
S&P500 4,432(前日比 −40)
ナスダック 15,043(前日比 137)
市場は増税への懸念と米連邦準備理事会(FRB)がテーパリング(量的緩和の縮小)を年内に行うとの見通しから、慎重になってきているようです。
今、最も市場が注目しているのは、来週のFOMC声明でテーパリングについてどの程度言及するのかという点だと思います。
FOMC日程
FOMC声明は日本時間9月23日(木)午前3時公表です。その後3時30分からパウエルFRB議長が記者会見します。
ブルームバーグのエコノミスト調査では、9月21日、22日のFOMCでテーパリングについて示唆しつつ、11月2日、3日のFOMCで正式に発表するのではないかとことです。
今後の米国相場
9月9日に欧州中央銀行(ECB)はパンデミック緊急購入プログラム(PEPP)を10ー12月に減速すると発表しました。ラガルド総裁はテーパリングではないと強調していましたが、ドイツ債券がかなり下落していることから、市場はテーパリングが始まったと判断しているようです。
一方、米国債はまだ下落がほとんどありませんので、米国相場まだテーパリングの影響を完全には折り込んでいないと思います。そのため、今後の米国株の下落リスクは高いと考えています。
長期投資ではインデックス等の積み立てを継続していく予定ですが、短期投資でショートポジションを取るべきか検討しています。FOMCでのテーパリングについてのコメントに注目したいと思います。
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